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韓国の旅 -韓国のキリスト教-

なぜ韓国には教会が多いのか?

韓国 明洞聖堂

韓国ではキリスト教徒が人口全体の3割に達すると言われています。

大学時代に知り合った韓国人留学生の友人が「飛行機でソウルに向かうと着陸前にたくさんの教会の十字架が見える」と言っていました。

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儒教の精神が根付いている国

儒教は紀元前551年頃に生まれた孔子の言行を基にした教えです。

人との関わり合いに大切な道徳的規範を教えることを主な目的としています。

孔子の言行は『論語』にまとめられています。

この孔子の教えは韓国や日本の道徳に大きな影響を与えました。

 

儒教では年功序列を重んじている

韓国では儒教の教えの中でも特に年上を敬うことを重んじています。

年上との食事の作法にもそれが色濃く表れています。

逆に年長者が年下に対して面倒見がよいことでも知られています。

つまり、年上がいたずらに偉そうにしているわけではありません。

私が大学生の時に年上の20代後半の韓国人留学生の数名と遊びに出かけました。

食事をしたり、遊んだりしても必ず韓国人の年長者がお金を支払ってくれました。

もちろん日本でも年上が年下の分のお金も支払うことはよくあります。

でも、韓国の方の場合はそれが絶対なのです。

最初私は「自分で支払うので大丈夫です」と何度か遠慮しました。

すると、韓国人の年長者の方は笑顔から真剣な表情に変わって「いいから、いいから。ここは絶対に僕が払うから」とおっしゃっていました。

払わないと気が済まないという感じだったので私は少し驚きました。

もちろん感謝しています。

これほどまでに儒教の教えを尊ぶ韓国の方たちはなぜキリスト教を信仰するようになったのでしょう。

その理由は主に2つあります。


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①きっかけは脱日本

韓国併合により韓国が日本に統治されていた頃、韓国人は日本的思想の押し付けから逃れたいと思っていました。

日本の神社崇拝を強いられた韓国人は神様や仏様をあがめることに強い抵抗を感じていました。

日本的思想から逃れたい韓国人にとってキリスト教は日本と縁が無かったので受け入れることに抵抗がありませんでした。

これがキリスト教の広まる1つの要因です。

 

②韓国人の精神的支柱になった

第二次世界大戦後および朝鮮戦争時代に韓国は食糧難でした。

キリスト教の教会が食事の配給などをしたので韓国人はキリスト教に心を許しました。

不安定な情勢の中でキリスト教の思想が韓国人の心の拠り所になったとも言えるでしょう。

教会でのミサは人々が集まり、交流を持つ場にもなりました。

キリスト教が儒教の精神と衝突することもなかったので韓国社会に浸透していきました。

 

明洞聖堂 

韓国 明洞聖堂

1898年に完成した韓国で最も古いカトリック教会です。

古いといってもまだまだ歴史は浅いですね。

フランス人によって設立された明洞聖堂を皮切りに韓国中に教会が建造されていきました。

明洞聖堂はかつて日本でも大人気となった韓国ドラマ『イケメンですね』のロケ地になったことがあります。

 

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