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韓国の旅 -昌慶宮・慶煕宮・徳寿宮の見どころ-

 

昌慶宮(チャンギョングン)

 昌慶宮の正殿・明政殿

1483年に建てられた李氏朝鮮時代の王宮です。

第9代国王・成宗 の時代に王の祖母や実母、養母達が暮らす別宮として建立されました。

明政殿(ミョンジョンジョン)は現存する朝鮮の正殿として最も古いものです。

1592年に文禄の役で豊臣秀吉が朝鮮を攻めた際に、朝鮮の民衆によって昌慶宮の一部が放火されて焼失しますが、1616年に光海君によって正門の弘化門などが再建されました。

しかし、朝鮮戦争で再び一部の建物が半壊して、復元されたのはほんの40年ほど前のことです。

昌慶宮にある文正殿(ムンジョンジョン)は、朝鮮王朝第21代王の英祖(ヨンジョ)が息子の思悼世子(サドセジャ)を米びつに閉じ込めた場所としても知られています。

昌慶宮は昌徳宮のすぐ隣にあるので続けて観光するのがおすすめです。


 

慶煕宮(キョンヒグン)

慶煕宮(キョンヒグン)

15代国王光海君により着工され1623年に完成しました。

16代から25代までの王たちが慶煕宮で暮らしました。

慶煕宮は西大門駅近くにあります。

ソウル駅からも1km程度なので歩ける距離です。

関わりのあるドラマは「屋根部屋のプリンス」・「宮」・「トンイ」などです。

 

徳寿宮(トッスグン)

徳寿宮(トッスグン)

1470年に李氏朝鮮第9代王成宗の兄である月山大君(ウォルサンテグン)の邸宅として建てられました。

市庁駅近くにあります。

 

・石造殿(ソッチョジョン)

石造殿(ソッチョジョン)

徳寿宮にある石造殿は1909年に造られたルネッサンス様式の建築物です。

韓国最初の西欧建築物です。


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・静観軒

静観軒

徳寿宮にある静観軒。

東洋と西洋と折衷様式の建物です。

 

・重明殿

重明殿

重明殿は西洋人の宣教使の居住区にありました。

徳寿宮の本宮と重明殿の間には米国公使館があったため離れて建っています。

徳寿宮の敷地から外れていますが、この重明殿も徳寿宮の一部に含まれることになりました。

重明殿は皇室図書館として使用されました。

重明殿には西洋の建築技術が取り入れられています。

徳寿宮の入口(チケット売り場のある場所)を出て、南回りで西に向かうと劇場近くにあります。

 

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