エジプト料理
エジプト料理は中東料理に通じるものが多くあります。
日本ではあまり味わえないものが多いので、いろいろな料理に挑戦してみましょう。
いくつかご紹介します。
コシャリ
たまたま見かけたお店でコシャリを注文しました。
コシャリはエジプトの国民食です。
他の国でコシャリを見かけたことはありません。
容器にはライス、マカロニ、短いスパゲッティが入り混じっています。
その上にトマトソースがかかっています。
高級感は全くなく、B級グルメのような感じです。
よく揚げてあるタマネギが香ばしく、食感にアクセントを加えています。
レンズ豆とヒヨコ豆も入っています。
日本円で60円程度です。
持ち帰りにして道端で食べました。
コフタ
カイロの屋外レストランでコフタを食べました。
コフタは羊の挽き肉を細長く固めて焼いたものです。
香辛料が効いています。
トルコではキョフテという名で知られていますね。
イスラム教の国なのでビールは飲めない?
エジプトはイスラム教の国でアルコールは飲めないはずです。
コフタを食べた屋外レストランではノンアルコールビールしかありませんでした。
ノンアルコールなら意味がないと思いつつ注文しました。
残念ながらノンアルコールらしく冴えない味でした。
アルコール入りのビールを発見
カイロのタフリール広場近くで本物のアルコール入りのビールを売っているお店を見つけました。
そこにはなんとアルコール10%のビールが売っていたのです。
日本のビールが大体6%前後です。
どんなものだろうと思ってホテルに戻って飲んでみました。
私にはまるでウィスキーのような味でした。
ウィスキーが苦手な私にはなかなかつらいビールでした……。
国内を回っていて気づいたのですが、エジプトでは色々な場所でアルコールが飲めます。
他宗教の信者や外国人観光客に配慮して飲酒の規制が緩いようです。
高級ホテルのレストランなどでも飲めます。
エジプトの代表的なビールはステラ(Stella)です。
ヒヨコ豆のスープとロズ
ヒヨコ豆のスープはトマトベースでとてもおいしかったです。
ロズはライスのことです。
なぜか発展途上国で食べるライスはいつもとても香ばしくておいしいです。
このスープとロズは疲れていた私には元気の源になりました。
まったく同じメニューをすぐに追加注文し、ぺろりと平らげました。
パンもついています。
アエーシとハバガヌーク
アエーシはエジプトの定番のパンです。
丸くて平べったいです。
ハバガヌークは焼きナスのペーストのことでアエーシとともに食べます。
タフリール広場
カイロでエジプト料理でも食べようと思って、ホテルを出発しました。
すると、何やらタフリール広場が騒然としています。
たまたま目が合った人に何が起きているのか聞いてみました。
イスラエルがレバノンを攻撃したことに対する抗議デモだそうです。
エジプトやレバノンにはアラブ人が多く住んでいるので、アラブ人たちが団結してイスラエルに対して怒っているようです。
この広場は2011年3月にエジプトのムバラク大統領の辞任を求めて抗議をしていた場所です。
「アラブの春」と言われた出来事です。
ちなみにこのタフリール広場は「タハリール広場」と表記されることもあります。
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