バーレーンがどこにあるか分かりますか。
中東なのですが、アラビア半島の一部ではありません。
アラビア湾に浮かぶ小さな島国です。
面積は東京23区と同じくらいです。
ここではバーレーンの魅力をご紹介します。
バーレーンの基本情報
正式国名 バーレーン王国
首都 マナーマ
言語 公用語はアラビア語だが、英語が広く使われている。
通貨 バーレーン・ディナール(BD) 補助通貨フィルス(1BD=1000フィルス)
ビザ 入国時に取得可能。オンラインでの申請も可能。こちらから最新情報をご確認ください。
プラグ Bタイプ
日本人は珍しい!?
夜の22時にドーハからマナーマに到着しました。
空港からバス(A2)に乗ってマナーマ市内へ行けます。
バスの料金は0.25BD(約60円)です。
空港からバスに乗っている間、夜風が気持ち良いのでバスの窓から顔を出していました。
すると、バスを追い越す車からバーレーンの人たちは私を見ては手を振ってくれます。
信号で停止すれば、隣の車の人たちも手を振ります。
日本人に親しみを抱いてくれているようでした。
バスに乗っているだけで人気者になったような気分です。
バーレーンは意外と物価が高い
バスを降りてホテルを探し始めました。
『中東だからそれほど宿泊料金は高くないだろう』と高をくくっていましたが、意外に高いのです。
中東とは思えない料金です。
中級ホテルで1泊7000円から8000円ほど掛かるのです。
安いホテルを探すため、マナーマ市内をたくさん歩きました。
結果的に20BD(約5000円)のホテルを見つけたのでそこに泊まりました。
UAEは例外ですが、中東の中では高いほうだと思います。
世界で一番綺麗なモスクがバーレーンにある!
アハマド・アル・ファテフ・モスク
私の知っているモスクでとてもすばらしいと感じるのがイスタンブールのブルーモスクとアヤソフィアです。
しかし、バーレーンを訪れた以降に一番綺麗なモスクを挙げるとすればこのアハマド・アル・ファテフ・モスクを選びます。
特に内部がとても美しいです。
このモスクはバーレーンで一番大きなモスクです。
金曜はムスリムしか入れませんので、予定を立てるときは気をつけましょう。
入場料は無料です。
バーレーンを観光しようと思っている人はいますか?
このブログを読んでくださっている方の中でバーレーンを観光しようと思っている人はなかなかいないと思います。
きっと世界中の人が同じだと思います。
このモスクに1時間ほどいましたが、私以外に訪れた旅行客はいませんでした。
でも、そのおかげでモスク内を無料で案内してくれるボランティアガイドを私1人で独占しました。
せっかくなので色々と質問しました。
その中でも印象に残ったものを3つ挙げます。
Q『イスラム教の神アッラーとキリスト教の神は同じ神様ですか』
A「キリスト教などについては論理的な違いがあるだけであくまで神は1つです」
たしかにイスラム教の教えではイエスは預言者の1人です。
イスラム教を信仰する者にとってキリスト教の神「ヤハウェ」もイスラム教の神「アッラー」も同一神です。
かつてどこかで得た知識をムスリムの人に直に確認できて良かったです。
Q『ムスリム以外の人たちが豚肉を食べることをどう思いますか』
A「ムスリムにとって豚肉は汚い生き物です。異教徒がそれを好んで食べても気になりませんよ」
Q『シーア派とスンニ派が共存することをどう思いますか』
A「シーア派とスンニ派は宗教的な違いではありません。政治的な違いなのです。だから、共存することは悪いことではありません」
他のモスクに行ってもムスリムがお祈りしていたり、休んでいたりすることがほとんどです。
その方々に宗教について質問することは少し抵抗があります。
今回英語で意思の疎通ができる方に宗教的な質問ができたのはとても有意義でした。
コーラン館
世界でも類を見ないコーランの研究機関です。
展示されているのは書籍だけでなくコーランの一節が書かれた米粒なども展示されています。
入館は無料です。
お昼の12時から夕方4時まで昼休みなので訪問時間に気をつけましょう。
なお、コーラン館はモスクでもあります。
おいしいメニュー
ビリヤニ(羊肉)を食べました。
ウズベキスタンなどのプロフと比べて油少なめであっさりしています。
150円くらいです。
ケバブバーガーも食べました。
鶏肉を選びましたが、とてもおいしかったです。
190円くらいでした。
他にもいろいろ食べてみましたが、食事代は安いです。
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