エクアドルの旅　-赤道の国の首都キトはヨーロッパみたい-

エクアドルという国名はスペイン語で「赤道」を意味しています。

首都キトより北に２２ｋｍ進むと赤道が通っています。

エクアドルに来たからには赤道記念碑まで行ってみたいですね。

ところで、エクアドルは独自の通貨を使用していません。

通貨はＵＳドルです。

偽札も出回っていますので注意したいところですが、偽札だと見破るのは困難です。

私はエクアドル出国時に空港税を払おうと５ドル札を出したら、偽札だと言われて没収されました。

空港近くの小売店で買い物をしたときにお釣りとしてその５ドル札を受け取ったのですが、偽札だったようです。

正規の５ドル札と交換してもらえるのではなく、没収されてしまうだけです。

偽札と見破るのはなかなか難しそうなので、エクアドルのお店で受け取ったドル札は出国前に街中でなるべく使ってしまうのが良さそうです。

エクアドルの基本情報

正式国名　エクアドル共和国

首都　キト

言語　スペイン語、ケチュア語、ヒバロ語など

通貨　ＵＳドル

プラグ　Ａタイプ

ビザ　観光目的であれば９０日以内の滞在はビザ不要。こちらから最新情報をご確認ください。

キト　

キトの旧市街セントロ・イストリコは世界遺産に登録されています。

南米で最も南米らしくない首都です。

マイナスな意味で言っているわけではありません。

まるでスペインのような街並みでとても美しいのです！

４００年前の植民地時代の面影が今もはっきりと残っています。

バス乗り場には屋根付きの待合室があり、日本よりも設備が充実していることがあります。

旧市街からはパネシージョの丘を見られます。

丘の上には聖母マリア像が立っています。

一方、南米らしくサッカーが盛んです。

中年男性たちが本気でサッカーをしています。

周辺国と違い、治安も良いほうです。

夜遅くまでクラブミュージックがお店から流れていて、賑わっているエリアもあります。

それでも夜間の１人歩きが安全というわけではないので油断は禁物です。

独立広場

旧市街の中心にあり、広場周辺にキトの見どころが集まっています。

１８３０年８月の独立を記念した像が広場の中心にあります。

のんびり休憩するにはちょうど良い場所です。

キト・メトロポリタン大聖堂（カテドラル）

１５３５年に建てられました。

独立広場の南に位置しています。

上の画像の奥に写っています。

大聖堂の中央部分の屋根に淡いグリーンのドームがあるのが印象的です。

内部の撮影は禁止されています。

サン・フランシスコ教会・修道院

キトの旧市街で記憶に一番残るのがこの教会です。

スペインの征服後すぐに建築が始まり、完成までに７０年以上をかけました。

１５３５年の完成です。

ミサの時間にはお祈りする人たちが大勢訪れます。

サン・フランシスコ広場の目の前にあります。

独立広場からは２００ｍほど離れたところにあります。

教会前には末広がりの階段があって、そこにはキトの人たちが座っていつまでもおしゃべりをしています。

赤道をまたいでみよう♪

サン・アントニオ村はキトの北２２キロにある村です。

その村を赤道が通っています。

赤道記念碑

メトロ・ブスのオフェリア駅からバスで４５分。

オレンジ色の線が赤道を表していてその線をまたがって撮影するのが人気です。

ただ残念なことにＧＰＳの技術が進歩したことで、そのオレンジ色の赤道の線が実際の赤道の位置とは異なっていることが分かりました。

正しくは赤道記念碑から約３００ｍ離れた「赤道博物館」の中を赤道が通っています。

キトのホテル

朝食付きで２５ドルでした。

部屋よりも廊下のほうが好きです。

エクアドル料理

Arroz con Camaron

スペイン語の「Arroz」はお米、「con」は「一緒に」、「Camaron」は「エビ」。

ということで、えびピラフみたいなお料理です。

ライムをしぼればさっぱりしていっそうおいしい味になります♪