マドリードの主要駅は2つあります
マドリードには2つのターミナル駅があります。
マドリード・チャマルティン駅とマドリード・アトーチャ駅の2つです。
どちらもAVEや長距離列車が発着します。
鉄道を利用する際にはどちらの駅に向かったらよいのか事前に確認しておきましょう。
私の体験
アルヘシラスからマドリードに着いたときはマドリード・チャマルティン駅でした。
AVEでバルセロナに向かうときはマドリード・アトーチャ駅から乗車しました。
マヨール広場
1619年にフェリペ3世の命で造られた広場です。
周囲を4階建ての建物に囲まれています。
かつてはここで王族の式典、闘牛、さらには宗教裁判による火あぶりの刑もおこなわれていました。
中央にはフェリペ3世の像が立っています。
近くのプエルタ・デル・ソルと同じくマドリードでとても有名な広場です。
王宮
かつてここにハプスブルク家の宮殿が建っていましたが、残念なことに1734年のクリスマスに火事で全焼してしまいました。
1764年にフェリペ5世はこの場所に王宮を造らせました。
フェリペ5世はフランスのヴェルサイユ宮殿で生まれ育ったためスペインにも同じような宮殿を造りたかったのです。
そのため、ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」に似せた部屋などもあります。
内部は午前10時から見学可能です。
プラド美術館
1819年に開館した歴史ある美術館です。
主にスペイン、イタリア、フランスの絵画を展示しています。
全部で3万点以上の作品がありますので1日かけて見たいところです。
エル・グレコ「胸に手を置く騎士の肖像」
特に有名な作品は以下の通りです
エル・グレコ
「胸に手を置く騎士の肖像」、「聖三位一体」、「受胎告知」
ベラスケス
「ラス・メニーナス」
ゴヤ
「着衣のマハ」
ルーベンス
「三美神」
ボッシュ
「快楽の園」
ソフィア王妃芸術センター
20世紀の現代アートを集めた美術館です。
最も有名な作品はスペインが生んだ巨匠ピカソの大作「ゲルニカ」です。
ピカソはスペインの町ゲルニカが空爆されたことを題材にしました。
人間や動物の姿を描くことで戦争の悲惨さを表現しているようです。
「ゲルニカ」はパリ万博で初めて披露されました。
他にもピカソの作品は展示されています。
ミロやダリの作品もあります。
以前は館内の写真撮影は不可でしたが、現在では写真撮影可能です。
ただし、ピカソのゲルニカなど一部の作品の撮影は認められていません。
美術館の建物は18世紀の病院を改装したものです。
館内はそれほど広くありませんので時間のない方にもおすすめです。
有名な作品だけ鑑賞したい方は1~2時間もあれば十分かもしれません。
入場前に金属探知機などを使った荷物検査があるため、入場するまでに30分ほど並ぶことがあります。
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