ミュンヘンを歩こう♪
ミュンヘンは2度目だったので、ビールを飲んでソーセージを食べるくらいの目的で途中下車をしました。
新市庁舎の仕掛け時計グロッケンシュピールを見て、それから屋外に造られた仮設のアイススケートリンクで楽しむドイツ人の家族連れを眺めながら休息をとりました。
ミヒャエル教会
たまたま見つけたミヒャエル教会に入ってみました。
すると、あのルートヴィヒ2世の墓所が地下にありました!
ルートヴィヒ2世といえばノイシュヴァンシュタイン城の城主だったバイエルン王です。
彼の哀しい最期を思うと気の毒になるのと同時に、どこかおとぎ話を聞いているような不思議な感覚におちいります。
彼の最期については後述します。
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ビールとソーセージ
その後、ビアホールでミュンヘンのビールとソーセージをいただきました。
ビールは小麦麦芽を主原料としたヴァイスヴィーアです。
ソーセージはミュンヘン名物の白いソーセージ、ヴァイスヴルストです。
写真を撮っていないのですが、このミュンヘンの白いソーセージが私は一番好きです。
「パリッ」と食べるソーセージと違って柔らかいです。
大きいので食べ応えがありますよ。
ビアホールの入口にある格式の高そうなレリーフ
ノイシュヴァンシュタイン城
フュッセン
ミュンヘンからREの快速列車に約2時間乗ってフュッセンに来ました。
フュッセンはとても小さな町です。
旅の小休止がしたいときはこの静かな町に泊まるといいと思います。
不遇な人生を送ったルートヴィヒ2世
美しい白亜色のノイシュヴァンシュタイン城はシンデレラ城のモデルになったと言われています。
19世紀後半に建てられたロマンティックなお城です。
その城の主がバイエルン国王のルートヴィヒ2世です。
ルートヴィヒ2世は作曲家ワーグナーの作品を愛し、作品の場面を城内の壁に描かせました。
そのため、城内を見学するとオペラの世界に入り込んだような不思議な感覚にとらわれます。
ルートヴィヒ2世は1845年に生まれ、若くして1886年に亡くなっています。
彼はバイエルン国王でしたが、城の完成前からミュンヘンではなくこの城に住み始めました。
しかし、弟のオットー1世が精神的に病んでしまったことがきっかけなのか、ルートヴィヒ2世も同様に病んでしまい、奇怪な振る舞いをするようになります。
家臣たちはそんなルートヴィヒ2世に危機感を感じてベルク城に連行し軟禁します。
そして、「国王」の位を剥奪してしまいます。
ところで、バイエルン州にある小さなベルク城は元々ルートヴィヒ2世が夏の離宮として使用していた城です。
近くにシュタンベルク湖があります。
1886年6月13日の朝、そのシュタンベルク湖でルートヴィヒ2世の亡き骸が発見されました。
今も数多くの謎が残る悲劇として語り継がれています。
城内見学
チケットを購入する場所に注意が必要です。
必ず城の麓(ふもと)で買ってください。
山の上にある城まで進んでしまうとそこにチケット売り場はありません。
麓のチケットセンターでチケットを購入するとチケットに入場時刻がプリントされます。
その指定の時間に入城しないとチケットは無効になります。
歩いて登っていくと城まで30分くらいは掛かります。
時間に余裕を持って行動しましょう。
馬車に乗って上まで行くこともできます。
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