ロヴァニエミはどんなところ?
ロヴァニエミ駅は北極圏目前であるので日照時間がとても短いです。
私のように多くの皆さんは冬至直後の年末年始に訪れることになるため、日照時間は1年で最も短い時期になります。
この時期は昼間でも薄明で、とても暗いです。
感覚的にはようやく夜が明けると思ったら、その暗さを維持して早々と日が暮れる感じです。
このような現象を極夜(きょくや)と言います。
白夜の対義語です。
午後10時発の寝台列車サンタクロースエクスプレスにヘルシンキから乗って翌朝10時にロヴァニエミに到着しました。
まだ夜明けのような明るさです。
12月の日の出は午前11時頃、日の入りは13時30分頃です。
飛行機が低空飛行をするように太陽は上昇したら上がり切らずに下降していきます。
サンタクロースに会いました!
サンタクロースにはサンタクロース村で会うことができます。
サンタクロース村に入る際に入場料はありません。
ちなみにサンタクロース村の近くにサンタパークがあります。
サンタパークはサンタクロースとクリスマスのテーマパークです。
サンタパークは歌やダンスのショーがあるなど娯楽性がやや強いです。
混同しそうですのでお気をつけください。
さて、サンタクロース村に話を戻します。
早速メインイベントであるサンタクロースに会いに行きました。
待ち時間は30分ほどありました。
サンタクロースははるばる日本から北極圏まで来た私を温かく迎えてくれました。
一緒に写真を撮ることはできますが、自分のカメラで撮影することはできません。
係の人が撮影してくれます。
その写真を後で購入することができます。
わざわざロヴァニエミまで来て、サンタクロースと一緒に撮った写真がないまま帰国するのはもったいないですよね。
写真を買うことにしました。
お値段1枚30ユーロ!!!
……た、高いっ!!
上の画像はその時に買った写真を自分のカメラで撮ったものです。
右側に写っている私をトリミングしています。
サンタクロース村にはトナカイもいますよ。
北極圏到達証明書
上の画像のように村内では青く光る線が頭上を横断しています。
この青い線は北極線を示しています。
北極線とは北極圏の限界線となる北緯66度33分線のことです。
つまり、この青い線の向こう側に行くと北極圏内に入ったことになります。
サンタクロース村内の観光案内所では北極圏到達証明書を発行してもらえます。
料金は4.5ユーロです。
パスポートを見せるとその氏名の通りに発行してくれます。
おすすめメニュー
サンタクロース村をあとにして私は少し早めの夕食をとることにしました。
極寒と暗闇の中むやみに移動することは得策ではありません。
外の寒さはマイナス20度に達しています。
迷わないように地図を確認しながら目的地に向かいましょう。
フィンランドのお料理
私はレストラン「モンテローザ」に行きました。
とても落ち着いた雰囲気でクラシカルな内装です。
テーブルにはキャンドルライトが灯されていて店外の寒さとは対照的な温かみを感じます。
クリスマスに行くならぴったりって感じのレストランです。
トナカイのヒレ肉にベリーソースを添えて食べました。
35ユーロです。
お肉料理にベリーソースを合わせるのはフィンランドではポピュラーな食べ方です。
食べる前はベリーの味がお肉に合うのか半信半疑でした。
でも、一口食べてみると甘いベリーソースと引き締まった肉の旨味の絶妙な組み合わせにとりこになりました♪
他にピクルスも添えてありました。
クラウディーベリーという甘いカクテルも注文しました。
世界最北のマクドナルド
ところで、ロヴァニエミには世界最北のマクドナルドがあります。
わざわざフィンランドまで来てマクドナルドに行くのはどうかなと思いましたが、世界最北と言われると、なんだか行ってみたくなりました。
チーズバーガーを2個食べました。
1個1.1ユーロです。
当然ながら日本とまったく同じ味でした。
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