聖地にはまだまだ見どころがあります!
マリアの墓の教会
聖母被昇天の場です。
マリアの墓は地下の礼拝堂にあります。
私はイエスだけでなくマリアの墓まであると知って驚いたのですが、それだけでありませんでした。
ここにはマリアの両親そして夫の墓もあります。
マリアの墓の画像です。
マリアの両親ヨアヒムとアンナの墓です。
マリアの夫であり、イエスの父であるヨセフの墓です。
マリア永眠教会
マリアを祀って建てられたエルサレム最大の教会です。
教会の名前からマリアの墓があると勘違いしてしまいそうですが、墓は「マリアの墓の教会」にあります。
1910年に完成した教会ですので歴史があるわけではありません。
聖堂内はとても広くモザイクがとても綺麗です。
永眠するマリアの像は桜の木と象牙で作られています。
聖ヤコブ大聖堂
イエスの12使徒の1人ヤコブが殉教したとされる場所に建てられたアルメニア正教会の大聖堂です。
たまたま同じ名前ですが、イエスの弟のヤコブも祀られています。
エルサレム旧市街のアルメニア人地区にあります。
内部を見られるのは毎日15時から15時30分の間だけです。
昇天教会
復活したイエスは神の国がどのようであるかを弟子たちに伝えました。
それから40日目にオリーブ山から昇天しました。
その場所に建てられたのが昇天教会です。
昇天する際のイエスの足跡がいまだに残っています。
聖アンナ教会とベテスダの池
エルサレム旧市街ムスリム地区にあるマリア生誕の地です。
聖アンナ教会はマリアの母アンナに捧げるために建造されました。
教会が初めて建てられたのは5世紀頃ですが、現在の教会は十字軍によって12世紀に再建されたものです。
マリアの両親ヨアヒムとアンナは教会敷地内にある洞窟に住んでいて、マリアも洞窟内で生まれたと言われています。
教会の庭にはベテスダの池があります。
巡礼者の沐浴や祭礼のときに生贄の羊を洗う水が必要だったので紀元前2世紀頃に人工的に造られました。
イエスが38年間も病に苦しんだ人を癒したという記録もあります。
下の画像がベテスダの池です。
どこが池だったのか、今はよくわかりませんね。
人工池として使用するのをやめた後の紀元前1世紀末、ヘロデ大王がエルサレム神殿の増改築をしました。
そのため、ベテスダの池があった場所に神殿の柱廊などが残っています。
イエスの牢獄
エッケ・ホモ教会の隣にあります。
裁判の前にイエスが閉じ込められた牢獄だと言われています。
鶏鳴教会にも同じような牢獄があり、どちらが真実なのか定かではありません。
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