フィンランド

ロヴァニエミでのオーロラ観測

ロヴァニエミでオーロラ観測に挑戦!

 

フィンランド ロヴァニエミ

フィンランドのロヴァニエミでオーロラを観測する方法

①moimoi号というバスでオーロラ観測ツアーに参加する

ホテルのフロントで予約すればそのホテルまで迎えに来てくれます。

帰りもホテルまで送ってくれます。

日本語係員がいるので日本語で説明が聞きたいという方には良いかもしれません。

所要時間は4時間程度です。

料金は85ユーロです。

一度申し込むと天気が悪くて見られないとわかっていてもキャンセルできませんのでご注意ください。

お金が掛かりますが、すべてバスで移動できるので体力に自信の無い方におすすめです。

 

②ラップランド・ホテル・スカイ・オウナスヴァーラの屋上テラスで見る

この方法は完全な個人行動です。

ラップランド・ホテル・スカイ・オウナスヴァーラはホテルです。

ホテルのすぐ隣にはスキー場があります。

これだけでとても寒いとわかりますね。

スキー場の一番上にあるホテルなので徒歩で向かうとなれば坂道をずっと上がっていくことになります。

道に迷う恐れもあるのでタクシーで行きましょう。

ロヴァニエミ市内中心部からホテルまでタクシーで5分から10分程度です。

宿泊客でなくてもホテルの屋上テラスへは出入り可能です。

屋上は何もなく、おそらく誰とも会うことはないでしょう。

真っ暗なので少し心細いかもしれません。

その場に五分もいられないほどの極寒ですので、寒くなったらホテル内で暖をとりましょう。

帰りはホテルのフロントに頼んでタクシーに迎えに来てもらいましょう。

時間に余裕のある方はラップランド・ホテル・スカイ・オウナスヴァーラに宿泊しても良いかもしれません。

この観測方法の良いところはロヴァニエミ市内中心部からタクシーですぐにアクセスできることと、その時の空模様で観測しに行くか否かを決められることです。

観測しに行くのを中止してもキャンセル料はかかりませんし、時間の制約がないのでオーロラが見えるまで何時間でも待つことができます。

オーロラは運まかせ

上記のどちらの観測方法もオーロラが見られるかどうかは運次第です。

何日挑戦しても天気が悪ければオーロラは見られません。

フィンランドに行く目的がオーロラ観測である場合は3、4泊くらいはオーロラ観測のために時間を確保しておくと良いでしょう。

「その中で1回観測できたらラッキー」くらいの気持ちで臨んだほうが良いと思います。

 

寒さ対策は万全に!

観測に行く時は十分な寒さ対策をしましょう。

あまりの寒さに途中から「オーロラを見たい」という気持ちと「暖かい場所に行きたい」という気持ちが葛藤し始めます。

オーロラは見えない時は見えないものだと割り切り、無理な挑戦は避けましょう。

寒さ対策については別のページで詳しく説明していますのでよろしければご覧ください。

別のページ「オーロラ観測の知識を手に入れよう」に進む

 

私のオーロラ観測

午後9時10分にロヴァニエミ駅を出発するサンタクロースエクスプレスのチケットを持っていました。

その出発時間に間に合うように気をつけながら、ラップランド・ホテル・スカイ・オウナスヴァーラまでタクシーで行き、夕方5時頃に屋上に上がりました。

屋上は真っ暗で冷たい風が吹いています。

十分ほど待ってもオーロラは見えません。

オーロラは夕方6時頃から見られる可能性があります。

最もよく見える時間帯は深夜11時頃から午前1時頃までです。

天気が良いのにオーロラが見えないのはまだ早い時間だからでしょうか。

しかし、夕方6時を過ぎてもオーロラは見えません。

どうしてもオーロラを見たかったので夜7時過ぎまで屋上テラスにとどまっていました。

特急は午後9時10分発ですが、私はタクシーに乗ればロヴァニエミ駅まであっと言う間に着くだろうと気楽に考えていました。

ホテルの前でタクシーを待ちました。

時間が過ぎていくうちに焦り始めました。

真冬の夜に丘の上のホテルまでタクシーがまったく来ないからです。

そもそも北極圏のロヴァニエミはタクシーが少ないのです。

ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらおうか迷いましたが、呼んだとしてもいつ来てくれるか分かりません。

私は覚悟を決めて丘の上から走り出しました。

雪の中に足が埋もれてしまったり、真っ暗なところもあったりと怖かったのですが、私の旅はこんなハラハラドキドキなことがよくあります。

暗い雪道を駆け下りていると、逆にジョギングで駆け上がっていくフィンランド人を何人か目撃しました。

こんなところでトレーニングするフィンランド人のタフさに感嘆しました。

しばらく走ると車道に出ました。

フィンランド ロヴァニエミ

街はまだはるか遠くにあり、サンタクロースエクスプレスの出発時間に間に合うのかドキドキです。

タクシーで来た時の道を思いだしながら慎重に道を選びました。

結局1時間半かけて暗い雪道を走り降りました。

電車の出発10分前にロヴァニエミ駅に到着しました。

フィンランド ロヴァニエミ

サンタクロースエクスプレスではぐっすり眠り、翌日の朝8時40分にヘルシンキ駅に到着しました。

フィンランドの旅はめでたく終了です。

 

おまけで私が旅行する際に持参する三脚について少し紹介します。

【カメラの三脚選びのポイントです♪

1、頑丈なもの

簡単に壊れてしまうようなものではなく金属製のもの。

2、軽量

旅は常にすべての荷物を持ち歩くので荷物はできる限り軽くしましょう。

500グラム以下にしましょう。

あまり軽すぎると風で倒れてカメラが壊れてしまうことがあります。

私も以前クロアチアのドブロヴニクで三脚が倒れてカメラを壊してしまったことがあります。

3、コンパクトなもの

三脚は脚の部分を伸ばして高さを調節しますよね。

1本の脚が何段に分かれているのかをチェックしましょう。

段数が大きいほど、その分持ち歩く時には小さくまとまることになります。

4、最大の高さが100センチ以上

コンパクトすぎて最大の高さが20センチほどしかない三脚もありますが、被写体を撮影するのに苦労します。

5、袋が付いているもの

折り畳み傘の袋のように三脚を入れる袋があると良いです。

旅先では写真を撮ることが多いので簡単に三脚を取り出せるタイプの袋がいいですね。

袋を使わずに三脚と他の持ち物を一緒に入れると、金属製の三脚が他の持ち物を傷つけることがあります。

袋に入れて保管しましょう。

 

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