バルト三国で最も南に位置する国
リトアニアはエストニアやラトヴィアと違い、ドイツ文化の影響が少ない国です。
そのためか印象に残る建物はあまりありません。(あくまで個人の感想です・・・・・・)
北部のシャウレイに行くことにしました。
リトアニアの基本情報
正式国名 リトアニア共和国
首都 ヴィリニュス
言語 リトアニア語
通貨 リタス 補助通貨ツェンタス
プラグ 丸2ピンのCタイプ
ビザ 観光目的で90日以内の滞在ならば不要。こちらから最新情報をご確認ください。
シャウレイへの移動方法
ラトヴィアの首都リーガのバスターミナルからシャウレイ行きのバスがあります。
所要時間は2時間です。
乗車したバスはとても綺麗で、ホットチョコレートやコーヒーを自由に飲むことができて快適でした。
シャウレイの見どころ
聖ペテロ&パウロ大聖堂
シャウレイで撮影をするとしたらこの大聖堂だと思います。
ルネッサンス様式の教会で300年以上の歴史があります。
旅を満喫するコツ
シャウレイではショッピングモールで買い物をしたり、そこで知り合った方とベンチでおしゃべりをしたりと他の2カ国とは違う思い出ができました。
旅していると教会ばかり巡っていることに気づくことがあります。
みなさんにはそういう経験がありませんか。
日本出発前に教会を観光の候補に入れたので巡っているけれど、いつの間にか教会の外観や内観を見てもあまり感動しなくなっています。
ただ記念に写真を撮っているだけのような感覚です。
オリエンテーリングみたいな感覚になったら感動が激減
私はこの状態を「オリエンテーリング」と呼んでいます。
地図で目的地を探して機械的に目的地を回っているだけなので、そう呼んでいます。
そういう感覚になったら目的地を減らしてみませんか。
教会に行けば当時の芸術性の高さをうかがい知ることができます。
本来ならば感動することが多いです。
でも、その感動の感覚がマヒしてきたとしたら訪れる教会の数を減らすのです。
苦労して目的地を訪れても心が動かされることがないのなら、旅の楽しさが減ってしまいますからね。
私は少し「オリエンテーリング」みたいに思い始めていたので聖ペテロ&パウロ大聖堂の中には入らないことにしました。
感動を維持できることが大切!
こんな切り捨て方も時には良いですよ。
友人から「そんなに旅が好きなら一年くらい仕事を休んで世界一周してきたら?」と言われることがあります。
でも、私には向いていません。
もしそれをしたら旅の途中から異文化に触れることに慣れて感動が薄れてきそうです。
せっかくの世界一周を大がかりなオリエンテーリングにはしたくないなと思っています。
十字架の丘
ところで、シャウレイから12km離れたところに十字架の丘があります。
近年メディアで十字架の丘が紹介されることがあるので、リトアニアで一番有名な場所になったかもしれません。
私はあまり興味がなかったので訪れませんでしたが、興味のある方はシャウレイから向かうことになります。
新たな旅へ
バルト三国を周遊した私は次に北欧に向かうことにしました。
バルト三国から北欧へは海を渡らなければいけません。
すでにフィンランドの旅は終えていますのでスウェーデン、ノルウェー、デンマークのどこかに行きたいと思っていました。
バルト三国からその3カ国に行くにはやはり飛行機が便利です。
個人的には旅の途中でなるべく飛行機を利用したくありませんが、今回は時間の関係もあって飛行機を選択しました。
シャウレイのような小さい街には空港がありません。
私はシャウレイから朝4時30分発のバスに乗って国境を越え、6時30分にラトヴィアの首都リーガに戻りました。
それからすぐにリーガ空港に向かいました。
飛行機のチケットは持っていませんでしたが、きっと空港で買えるだろうという算段です。
行き先はスウェーデンのストックホルムがいいなと思っていました。
でも、そもそもリーガ空港発の飛行機がどこに飛ぶのか、北欧に向かう飛行機があるのかどうかさえ知りませんでした。
こういう時は1つの賭けです!
リーガ空港に着いたらすぐに出発ターミナルに行き、行き先を表示する大きなモニターを探しました。
なんと30分後にストックホルム行きの飛行機がありました!
でも、「30分しかない!」
急いでその航空会社を確認してカウンターに駆け足で行きました。
ストックホルム行きのチケットを買いたいというと、受付の女性は「今チケットを買っても間に合いませんね」と言うのです。
私は「急いで行くのでダメですか?」と聞くと、受付の方は腕時計を見て「もうゲートが閉まっている時間ですね」と残念そうに答えました。
そこで改めてモニターを見に行くと、3時間後にノルウェーのオスロ行きの便を見つけました。
その便はさっきと同じ航空会社でした。
改めてさっきのカウンターに行くと、同じ女性が「そのチケットなら今買えますよ」と笑顔で答えてくれました。
晴れてオスロ行きのチケットを手に入れた私は意気揚々と出国手続きへと向かいました。
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