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ベネズエラの旅 -エンジェルフォールを見に行こう 前編-

エンジェルフォールへの行き方

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

 

ここでエンジェルフォールへの行き方を簡単に確認しておきましょう。

世界最長の滝エンジェルフォールを訪れるために、まずはベネズエラの首都カラカスを訪れます。

その後は以下の通りです。

①カラカス→シウダーボリーバル(長距離バス)

②シウダーボリーバル→カナイマ(小型飛行機)

③カナイマ→エンジェルフォール(ボート・徒歩)

 

シウダーボリーバル

シウダーボリーバル空港でエンジェルフォール行きのツアーを探そう!

空港内に幾つかの旅行会社があります。

そこで、自分のプランに合ったエンジェルフォールツアーを探しましょう。

冒険好きな人であってもエンジェルフォールに自力で行くのは不可能です。

ちなみに、ツアーと言っても天候次第ではかなり大変な冒険ができます。

 

私の体験

2泊3日のエンジェルフォールツアーを探していました。

旅行会社によって値段の差が大きくありましたが、最安値は380ドルでした。

ナスカの地上絵と同様に小型飛行機の座席は限りがあります。

すぐに売り切れてしまうので注意しましょう。

ツアーに申し込むと、30分もしないうちにセスナ機に乗り込みました。

パイロット以外に3人しか乗れません。

私は操縦席の隣に座りました。

小さなセスナ機は飛び立ち、アマゾンのジャングル上空を越えてカナイマに向かいました。

 

エンジェルフォールに行くベストシーズン

ベストシーズンは8月から9月の雨期がベストです。

迫力のある滝を見られます。

乾期は水が少なくなり、4月頃には滝が完全になくなってしまいます。

でも、雨期だからといって必ずしもエンジェルフォールが見られるわけではありません。

霧や雲に隠れてエンジェルフォールの姿が見られないことは珍しくありません。

こうなると、あとは運次第ですね。

 

エンジェルフォールへ行く際の服装

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

エンジェルフォールへはボートに乗って行きます。

ボートに乗っている間、途中急流をさかのぼっていくことがあります。

また、豪雨に長時間見舞われることもあります。

おすすめの服装は男性なら上はTシャツ、下は水着。

女性も水に濡れても構わない服装がおすすめです。

ポンチョのような雨具も必要です。

高速で走るボートの上で傘をさすのは無理です。

また、滑りにくいサンダルやシューズを履いていきましょう。

その他の持ち物

虫除け(宿泊地のラトン島には蚊が飛んでいる)

※私は就寝時に日本から持参した蚊取り線香を使用しました。

長袖と長ズボン(虫除けのため)

カメラの予備の電池(ラトン島では充電できない)

ウェットティッシュ

 

エンジェルフォールへの道のり

朝にシウダーボリーバルをセスナ機で出発し、カナイマに到着。

その昼にはボートでエンジェルフォールに向けて出発します。

モーターを取り付けた古びたボートに12人程度が乗り込みます。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

事故に備えて2台のボートが組になって行動します。

途中、ギアナ高地を眺めながら徒歩で移動します。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

1日目の夕方にはエンジェルフォール近くのラトン島まで行き、そこで1泊します。

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私の体験

ボートの同乗者はイタリア人が多かったです。

カナイマを出発して1時間ほどカラオ川を上流へ進み、ランチタイムになりました。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

高さ10mほどある滝の目の前でボートから降りるとランチボックスを配られました。

コッペパンにハムやチーズが挟んである軽食程度のものです。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

そこから更に上流へ向かい、4時間かけてエンジェルフォールのふもとへ。

カラオ川の水はコーラのような色をしています。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

途中、豪雨が断続的に降りました。

トータルで2時間は雨に降られました。

体も冷え、精神的にもかなり弱ります。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

風雨に耐えているとようやくマシーソ・グアヤーネス(ギアナ高地)が見えてきました。

世界最後の秘境と言われています。

見れば納得です。

とんでもない秘境です!

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

夕方5時過ぎにエンジェルフォール近くのラトン島に着きました。

ラトン島に着く頃には天気も良くなってきました。

今夜はここで一泊します。

夕食はチキンのバーベキューなどです。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

ボートを運転していた人達が料理をすべて準備してくれます。

チキンを川で水洗いしているのがワイルドです。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

奥地で温かい食べ物をいただけるとは想像していませんでした。

とてもおいしかったです。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール 料理

ツアーといっても、移動と食事以外は自由行動なので川遊びや探検など好きなことをしました。

夕食時にイタリア人のグループと親しくなり、今までの旅の話などをして楽しみました。


 

夜はハンモックで寝ます。

ベネズエラ ギアナ高地 エンジェルフォール

上に屋根が付いているだけで壁はないので、外で寝ているようなものです。

ハンモックが横に並んでいますので各自好きな場所を選びます。

1日目のラトン島では入浴できません。

夜は川の流れる音が聞こえる中でたくさんの星が見られます。

 

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