生まれ故郷のデュッセルドルフ
ケルンでカウントダウンを迎える私はその日の夕方の時間を利用してデュッセルドルフに行きました。
たいした目的があるわけでもなかったのですが、自分の生まれた街なので行ってみたくなったのです。
若者に人気の世界的ダンスイベントSensation
「デュッセルドルフに行こう!」とケルン駅構内に入って行くと、上下白い服を着た若者をたくさん見かけました。
なぜみんなが白い服を着ているのでしょうか。
それからICEに乗って30分でデュッセルドルフに着きました。
ここでも大勢の白い服を着た若者を目撃しました。
ドイツには大晦日に白い服を着る習慣があるのでしょうか。
あとでバーに入って尋ねると、「『Sensation』というダンスイベントが、今夜デュッセルドルフであるんだよ」と教えてくれました。
白い服を着て行くというのがドレスコードのようです。
「Sensation」は数万人の人達が白い服装を着て大きなアリーナで踊るエンターテインメントだそうです。
日本でも同イベントが開催されたことがあります。
昔歩いたのかどうか分かりませんが、ケーニヒスアレー通りまで歩いてみました。
せっかくなのでシューマッハでアルトビーアを飲もうと思っていましたが、あいにくお休みでした。
シューマッハは1838年創業のブルワリーで、デュッセルドルフで最も古いアルトビールのブルワリーです。
グラスが空になると追加注文しなくても次の一杯をよそってくれます。
おすすめのメニュー
アルトビーア
駅前のバーに入りました。
デュッセルドルフ地方のアルトビーアを4杯飲みました。
表面発酵したビールで、黒褐色なのが特徴でやや苦みがあります。
250ccくらいの小さなグラスで飲むのが一般的です。
生まれ故郷のビールなので「好きな味」と言いたいのですが、苦味があまり得意ではありません。
ヴィーナー・シュニッツェルとブラートヴルスト
手前に映っているのがヴィーナー・シュニッツェルで、奥は半分に切ったブラートヴルストです。
デュッセルドルフ駅前で軽食を販売するお店インビスで注文したものです。
ヴィーナー・シュニッツェルはカツレツのことです。
ヴィーナー・シュニッツェルのお肉は元々は子牛肉を使いますが、豚肉や鶏肉が使われることもあります。
注文すると写真のように細かく切った状態で提供してくれます。
ブラートヴルストは焼きソーセージのことです。
ボン
クラシックの作曲家と言えば、最初に誰を思い浮かべますか。
「ベートーベン」と答える人が多いと思います。
ベートーベンはドイツのボンの出身です。
ケルンからICやICEを利用すれば、20分程度でボンに着きます。
ベートーベンの生家には直筆の楽譜などが展示されています。
ちなみに東西ドイツが統一する1990年までボンは旧西ドイツの首都でした。
ドイツから出国
ケルンを出発してライン川とモーゼル川が合流するコブレンツで電車を乗り換えました。
2000年の歴史を持つ町トリーア
ドイツ最古の町トリーアに着きました。
ローマ時代の大浴場跡や古代円形劇場などが町のあちらこちらにあります。
ルクセンブルグとの国境にあるため、少し立ち寄りました。
ドイツを出国する前にドイツワインを♪
出国前にドイツの白ワインを飲もうと思いました。
フルーティーな味が大好きで日本でよく飲むのですが、本場で飲んだことはありません。
1月1日の早朝に営業しているバーなどあるだろうかと思いつつ探してみると、1店だけありました。
入店すると、カウントダウンをバーで過ごしたお客さんの空き瓶がバーカウンターに数十本も並んでいたのでびっくりしました。
ドイツの白ワインを注文して飲んでみると、期待通りフルーティーでとても飲みやすかったです。
-
「ルクセンブルクの旅」 読めばすぐに行きたくなる旅行ガイド
続きを見る
-
「ドイツの旅 -ハイデルベルク-」 読めばすぐに行きたくなる旅行ガイド
続きを見る