ノルウェーといえばフィヨルド?
ノルウェーでフィヨルドを見たいと思っていました。
しかし、フィヨルドが見られる地方に向かう鉄道は10月から4月までの冬季は運行していません。
ただし、ソグネフィヨルドのみ一年間を通してアクセスすることができます。
私の場合はスケジュールが合わなかったためフィヨルド観光はあきらめました。
旅をしているとこのようなことはあります。
でも、こんな時は気持ちを切り替えてその分他の見どころで楽しみましょう。
そんなこんなでオスロのみ観光しました。
ノルウェーの基本情報
正式国名 ノルウェー王国
首都 オスロ
言語 ノルウェー語
通貨 クローネ 補助通貨はオーレ
プラグ 丸2ピンのBかCタイプ ホテルによってBとCのどちらが使用できるか違うので両方用意すると良いです。
ビザ 観光目的で90日以内の滞在ならば不要。こちらから最新情報をご確認ください。
不運続きのオスロ
観光を始めましたが、不運にもオスロ大聖堂は改修中で閉鎖していました。
国立美術館ではムンクの代表作「叫び」を鑑賞しました。
入館料は50クローネですので900円程度です。
幸運にも日曜日だったので無料でした。
そう、日曜日は無料なんです。
入館前の荷物チェックでカメラの三脚をロッカーに預けるようにと言われました。
館内は写真撮影不可ですので、ムンクの「叫び」は撮影できません。
あれだけ有名な作品を目の前で見られるのは気持ちが高ぶりました。
さきほど、「不運続き」と見出しをつけましたが、無料で入館できたので不運では言えないのでは!?
いえ、これから不運が起きるのです。
美術館を出た後、自分の予定ではスウェーデンのストックホルムに行く予定でした。
オスロ発ストックホルム行きの列車がその日はあと1本しかありません。
しかも、それがあと15分後の出発です。
オスロの街を15分ほど全力で走り、駅に駆け込みました。
出発のホームを急いで探してホームへ駆け下り、列車に飛び乗りました。
それから5秒もせずに扉は閉まりました!
「間に合って良かった!」と喜び、自分の運を過信したところで悲劇に見舞われました。
オスロを離れる列車に乗った後で三脚がないことに気づいたのです。
電車の出発時刻に気を取られてロッカーに預けた三脚のことを忘れていました。
その時の絶望的な喪失感は……とてつもなく大きなものでした。
一人で海外を旅するものにとって、自分が旅をした証しになるのは自分の写っている写真です。
それに不可欠なのが三脚です。
ヨーロッパの街中でさまざまな種類の三脚を販売している大きな家電量販店を見かけたことがありません。
自分にぴったりな三脚が買えなくてとても困りました。
ここから先どうやって撮影すればいいのだろう……と落ち込みました。
悲劇は起きましたが、チケットを購入せずにすぐに列車へ乗り込めたのは事前にユーレイルパスの1つであるユーレイルグローバルパスを持っていたからです。
ヨーロッパ内すべての鉄道が乗り放題になるユーレイルグローバルパスをはじめ、ユーレイルパスに興味のある方は、こちらへ
旅に最適な三脚選び
私が日本から持参する三脚は持ち運びの時は短く、使用するときは80㎝くらいまで伸びるものです。
旅先でフットワークを軽くするには三脚は短くて、ある程度軽いものが理想です。
材質は必ず金属製にします。
私は危険な街では三脚を護身用として左手に持ち歩いています。
海外は日本と違い、話してどうにかなるわけではない相手が近寄ってきます。
その際に身を守ることができるのは三脚です。
普段はまるで折り畳み傘を持ち歩いているような見た目なので、警察などに呼びとめられることもありません。
ただ、その金属製の三脚で物理的な攻撃や守備をしたことは幸いにも一度もありません。
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